編入試験の勉強について
忘れないうちにどのような勉強をしてきたかを経歴含め書いておく.
2015年3月
現在在籍中の某私大理学部に合格. そこ以外は全部落ちた. 実は, このとき国立後期で電通大を受けるか迷っていたが, 結局他のところにしてしまった. この選択は大きなミスだったと思う.
2015年4月-6月
自分がやりたかったのが工学系のことなのに理学部に入ってしまって良いのかと考えていた. この時期やっていた分野 : 線形, 微積
2015年6月-10月
この頃は物理に興味が湧いてきて, 一時期物理学科の転学科試験を受けようかと思ったが, 図書館で過去問を見て一瞬で諦めた.
電通大の編入試験の存在を知ったのはこの頃だった.
自分の所属している学科はそこそこちゃんとした数学をやっていたため, 編入試験の数学の過去問を見て「これいけるんじゃね?」って思った.
そこで, もし編入試験を受けることになったら物理は必須だろうと考え, 夏休みは物理を勉強しておけばいいかなって考えた.
数学以外も勉強しておけばどこかで役に立つかもっていうノリで.
この時期やっていた分野 : 偏微分, ベクトル空間, 力学, 電磁気
2015年11月-2016年2月
この頃は, 数学も自分で勉強したほうがいいなって思って1,2冊数学書を買ったりしたが,
やはり自分がやりたいのは工学系のことだと感じ, 電通大の編入試験を受験することを決意した.
冬休みから編入試験の勉強を本格的に開始した.
といっても, 期末試験が終わってからはPICマイコンで遊んでいた記憶しか無いが...
この時期やっていた分野 : 重積分, 対角化, 熱力学
2016年3月
2年生前期の授業が始まってしまうと落ち着いて勉強出来ないかなって思ってこの時期はそこそこ勉強した.(といっても1日2, 3時間ぐらい)
ちなみに英語はノータッチ. センター試験で140点位しか取れなかった程度の英語力である.
この時期やっていた分野 : いろいろ
2016年4月-6月
前期が始まったが, 極力取る科目を減らそうとしたので割と空き時間はあった.
空きコマは図書館で勉強するようにしてた. 家ではあまり勉強してなかったかな.
家では普段通りにBMSとかやってた.(スクショ見てたら試験2日前まで通常進行でしたね... 流石にもっと勉強しろよっていうねw)
他の受験生には申し訳ないレベルで勉強してないです.
この時期やっていた分野 : 複素関数, 英語
余談
前も書いたけど複素関数は絶対にやっておくべき. 複素積分とかローラン級数とか留数定理とか, あとは位数の定義とか知っておけばだいたいの問題は解ける. あと, 微分方程式の解法が分からないと物理で詰む時があるのでちゃんとやっておいた方がよい.
近況
久しぶりです.
試験期間だけれど時間割がスカスカな上に2週間に分けて試験が行われているためもう夏休みみたいな感覚です.
この間離散数学の試験がありましたが, 単位落としたかもしれない... っていうか試験ムズすぎ.
これで点数調整無かったら履修者の半分以上の人が単位落とすんじゃねっていう言い訳をしてみる.
まあ, 去年に比べてかなり手を抜いた感があるから自業自得か.
ただ, 通年科目だからまだ可能性はある(はず)...
マジで落としそうになったら後期の全休を生け贄にして般教取って単位稼ぐ.
64単位を獲得して清々しい気分で編入できるように努力しよう.(今の大学に退学届出すのちょっと楽しみ)
試験が終わったらまた試験
合格発表があって一息ついてのんびりしているうちに, 前期の期末試験とかいう非常に面倒なものがやって来る. まあ, うちの学科の期末試験なんてちゃんと勉強してれば単位を落とすことなんてまず無いのだが, そう考えると来年以降全く役に立たないであろう科目群の勉強が実に面倒に感じる. そうなると, 勉強も手抜きになってきて, 成績もガタ落ちするのが容易に予想付く. しかし, 編入してしまえば, 今の成績は無関係なのでなおさらやる気が出ない.
結論
累計64単位以上獲得出来なければ合格を取り消されるという事実だけは頭の中に入れておこう. とりあえず今年度の目標をフル単に設定しておけば問題ないな!
編入試験の面接について
2日目の面接について感じたことなどを書いていく.
服装
面接なのでスーツで行った. ちなみに1日目の筆記試験は私服で行った.
集合時間
とても早い. しかも家から調布まで遠いため, 8:30までに集合するというのがとても大変だった. 来年受ける予定の人は, 面接の集合時間が早いということを頭の片隅にでも入れておこう.
面接が始まるまで
集合場所は控え室で, 割と座り心地の良い椅子だった. 私の志望した情報・通信工学科では, 面接室が3つあり, 受験番号の下2桁を3で割った余りでそれぞれ分かれていた. その中でも面接の順番は受験番号の若い順のため, 人によっては1時間半近く待たされる. (私は後ろの方の受験番号だったため, かなり待たされた...)
面接内容
募集要項には口頭試問を行うと書いてあったが, 情報・通信工学科では口頭試問は行われなかった. 面接内容は以下の様な感じで, 他のブログで述べている内容とほとんど一致したのでそのブログに圧倒的感謝.
- 志望動機は?
- なぜそのコースを第一志望にしたのか?
- それ以外のコースになった場合は?
- (これは私の場合だけだと思うが) 専攻が大きく変わることになるが, 勉強の方は付いていけるのか?
高専生であれば, 卒業研究の内容について聞かれるようだ. 時間はおよそ5分で終わった. 面接が始まるまでの待機時間は生きた心地がしなかったが, 始まってしまえばあっさり終わってしまうものだ.
チラシの裏
数学と物理の一部の問題は解説を載せてみようかと思う. 編入試験で自分が一番困ったことは, 過去問の解答が無かったことだからだ. 一緒に試験を受けるような人がいれば解答を見比べることが可能なんだろうが, 当然周りは普通の大学生であって, こんな試験を受ける人なんていなかったし... 問題自体はHPで公開されているし, 解説ぐらいなら載せても大丈夫だよね.